こんにちは。
「カミーノ・デ・サンティアゴ」の終着点として巡礼者が目指すのがサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂。聖ヤコブの遺骸が埋葬されているという伝説から、キリスト教では世界三大巡礼地のひとつとされています。世界遺産にも登録されているサンティアゴ・デ・コンポステーラの旧市街の中心に位置する荘厳な教会です。内部の祭壇の装飾も素晴らしく、ここでは毎日巡礼者のためのミサが行われています。(見学も可能ですが、結構時間が長いので注意。)運が良ければ天井から吊るされる巨大な香炉(ボタフメイロ)を見ることができるかも。
正式名称は「Hotel Reyes Católicos」、カトリック両王のホテルと言われるこのパラドールは、1499年に巡礼者のための宿泊施設および病院として建てられた歴史ある建物です。館内には当時の彫刻や絵画などが展示され、博物館のようです。とはいえ客室はきちんと改装されていますので滞在は快適。大聖堂と同じ広場に面し、周辺にはバルなどが立ち並ぶ路地もある街歩きにも便利な場所なのでせっかくサンティアゴ・デ・コンポステーラに行くなら是非宿泊して頂きたいホテルです。
実はあまり情報がないまま行ってしまったんですが。。。ここガリシア州はスペインの中でも一番食事が美味しいと言われる土地!だったんです!旧市街の路地にはバルやレストランが立ち並び、食べ歩きにも最適!とにかく食事が美味しくて本当にびっくりしました。特に必ず食べて頂きたいのが巡礼のシンボルにもなっているホタテ。ベシャメルソースのような味付けで絶品。何個でも食べられそうです。また、スペインでタコと言えばガリシア州産。日本で食べるタコに比べてとても柔らかく調理されています。さらにマテ貝やカメノテなど、ビスケー湾の海の幸を満喫することができます。北スペインで美食の街と言えばサン・セバスチャンが有名ですが、ここサンティアゴ・デ・コンポステーラも同じくらいおススメできます。できれば2度目のスペイン旅行では両方一緒に行ってしまいましょう♪(現在ツアー作成中!)
というわけで、またまたスペインの魅力、奥深さに気づかされる旅となりました。それぞれの地方によって文化、食事、などの多様性があるスペイン。なかでもガリシア州の食文化というのは、是非体験して頂きたいもののひとつとなりました。サンチャゴ・デ・コンポステーラまではマドリード、バルセロナなどから1時間ちょっとのフライトで行けますので決して行きにくい場所ではありません。冒頭にも述べましたが、スペインが好きになってもう一度行ってみよう!という方は是非旅程に加えることを検討してみてください。STWでも、今後サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドールに宿泊するツアーをご提案していきます!